iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究チームは、慢性骨髄性白血病の治療薬である「ボスチニブ」が、ALSの進行を食い止めるのに有効であることを発見。
ボスチニブは細胞内で不要なたんぱく質の分解を促す機能があり、ALSの原因のたんぱく質を減らすことなどがわかっていました。
◆創薬目指した治験スタート
2019年から2021年まで行った第1相試験では、ALS患者9人にこの薬を3か月間投与し、そのうちの5人で症状の進行が止まったということです。
その後、2022年から第2相試験をスタート。ALS患者26人にこの薬を5か月間投与、つまり投与期間を長く、かつ人数を増やして治験を行ってきました。
◆治験の結果は…
京都大学iPS細胞研究所によりますと、「ボスチニブ」を投与した患者グループは投与していないグループと比較して、日常生活機能低下の抑制が認められるなど、主要な評価項目2つを達成しました。すなわち第1相試験に続き、ボスチニブの有効性が示唆されたということです。
※続きは以下ソースをご確認下さい
6/12(水) 14:15
MBSニュース
引用元: ・難病ALS 治験患者の半数以上で進行食い止め 白血病の薬「ボスチニブ」治験結果を発表 『世界初』めざすiPS研究所などの取り組み [尺アジ★]
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